ゆたか保育園では、健やかな子・意欲のある子・心豊な子を育む為に、裸足保育・リズム運動・食育に力を入れています。 中でもリズム運動は、全身を動かして体をしっかりと作ることを目的としています。手足をしっかり使い全身の筋肉と脳を刺激することで身体と心の発達を促します。
手は突き出した大脳、足は第二の心臓といわれています。気持ち良くリズム運動をすることは満足感を育て、思うように動く身体は自信を育て心も育てます。
≪リズム運動の特徴≫
・みんなでやるから楽しい
・朝から行うことで身体にスイッチを入れ、元気に過ごせたり集中力を養ったりする
・色々な動きを経験して身体を動かすことの心地良さを実感できる
・心地良い刺激を身体に与えることで脳を育てる土台を作る
・身体表現の土台の力を育てる
・怪我などの時自分の身体を守る反射神経を刺激する
・全身の筋力を刺激する
≪育つこと≫
1.しなやかな身体をつくっていく
・骨や筋肉、関節を育てる(就学後30~40分間席に座り授業に向かう土台の力を育てる)
・土踏まずの形成
・身のこなし(転んでも手をついて体を支えようとする)
・手、足、右、左の協応を育てる
・基礎体温の上昇が期待できる
2.健やかな心をつくっていく
・スピードや力の調整、目測を図る力
・人との距離感や友だちと息を合わせるなどの自制心、調整力も身についていく
・友だちと一緒にやるから楽しいという気持ちが芽生える
・色々な動きを楽しくすることでしなやかな体の動きへと成長していく
・身体につながった心の強さ、明るさ、意欲をも育んでいく
就学前の6年間は脳中枢が一番発達する時期であり6歳までに大人の90%に達するといわれています。 その時期に触覚、視覚、聴覚などの間隔神経と手足を動かす運動神経を発達させることが、就学を可能にする知的な脳の発達を促す土台になります。 それぞれの動きの中には、子どもの「発達」を促すためのポイントがあります。 ポイントをおさえることでより効果が高められていきます。 子ども達一人ひとりの発達をおさえ、一人ひとりの目標ねらいを提示し、日々リズム運動に取り組んでいます。